T.S.インタビュー
プロフィール
2010年6月国立モスクワ食品生産大学卒業。モスクワの食品会社や、エストニアのホテルなどで勤務後、来日。2016年9月ISI ランゲージスクール 卒業。国内の食品関連会社に就職。2021年10月よりフランシールにて翻訳コーディネータ。2021年日本語能力試験1級合格。出産後、2024年10月まで1年10か月間、産休・育休取得後、2024年11月に営業職に復職。
日頃の業務内容を教えてください。
メールチェック、翻訳確認、外注者への問合せ、請求書発行などです。一番多い仕事はお客様や翻訳者、通訳者とのメールのやり取りかと思います。
メールのやり取りで大変なことは何ですか?
やはり丁寧語や敬語です。わからない時は近くにいる日本人スタッフに確認しています。 ロシア語でも丁寧語はありますが、日本語ほど複雑ではありません。尊敬語と謙譲語を間違うときもあります。
入社したきっかけ・理由を教えてください。
実は以前、ビザの為にフランシールに自分の書類を翻訳してもらったことがあるんです。その時に対応してくれたスタッフを見て、いつか自分も同じような仕事をしたいなと思いました。レストラン業界から翻訳業界に入ってみたいと思っていたので、フランシールがロシア語スタッフを募集しているのを見てこれはチャンスだと思って応募しました。その時のスタッフは現在フリーの翻訳者になっていて、今もよく連絡を取っていますが不思議な縁を感じます。
以前はレストラン業界にいたんですね。
はい、以前はエストニアでシェフをしていました。ご飯、デザート、サラダなどのスーシェフとして働いていました。もともと私の大学での専門は機械工学です。といっても、工場で作るお菓子の機材などが専門でした。機械工学や大量生産用のお菓子のレシピ、出来上がった製品の商品テストなどを研究していました。今もいろんな翻訳原稿を取り扱いますが、もしチョコファクトリー関連の翻訳依頼がきたら以前のことを思い出すかもしれません。
ある1日(起床~就寝)のスケジュールを教えて下さい。
7:00起床/子どもの保育園の準備と自分の身支度を終えて通勤。 9:30~仕事スタート/まずメールを確認。 2:30-13:30ランチ。 13:30~翻訳確認、外注者への問合せ、請求書発行など。 17:30退社。 19:30夕食の準備。 20:00夕食、子どもと遊ぶ、ヨガ。 21:00お風呂。 21:30子どもの寝かしつけ。 22:30ゲームをしたり、テレビを見たり、リラックス。 24:00就寝。
Tさんは子育てしながら働いていますね。大変ですか?
いつももっと時間が欲しいと思っています。保育園は時間が短いから大変です。でも仕事のほうが精神的には楽です。ある意味、育児休暇の時のほうが体力的・精神的に大変なこともありました。今は幸い、主人が育児を分担してくれています。主人が子ども好きで本当によかったです。
フランシールでの楽しかった思い出はありますか?
先日初めて新年会に参加したのですが、普段会えない外注者さんと会えてとても嬉しかったです。メールや電話で何度も連絡をとっているのに初めてお会いする人も多くいました。
また、産休に入る前に担当していたAI用のコーパス作りも大変勉強になりました。同時に多くの人たちと連絡を取らなければいけませんでした。コミュニケーションや心理学の勉強にもなりました。それ以外の翻訳案件でも、様々な分野の原稿を取り扱うのでとても勉強になります。自己啓発にもつながると感じています。 もちろん、案件が無事に終わり、お客様から「ありがとう」と言っていただいたときはいつも嬉しいです。チームメンバーと協力し合えることもよいところです。
フランシールでの今後の目標を教えてください。
翻訳、通訳、人とのコミュニケーションスキルを深めたいです。 自分自身でも法定翻訳などの小さな翻訳を行うこともあります。 営業活動は大変ですが、メールのやり取りだけならそんなに大変ではないです。お客様の会社を訪問するのは緊張しますが、上司などと一緒に行くと安心です。以前お会いしたお客様に再会できることは嬉しいです。
応募や入社を検討している人へメッセージをお願いします。
安心してください。先輩はいつもあなたのそばにいてくれます。困ったことがあったらアドバイスをしてくれますよ。



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