カンボジア語(クメール語)サービス総合案内/株式会社フランシール
クメール語サービス総合案内
  1. カンボジア語(クメール語)とは
  2. カンボジア語(クメール語)翻訳
  3. カンボジア語(クメール語)通訳
  4. カンボジア語(クメール語)字幕・ナレーション
  5. カンボジア語(クメール語)人材派遣
  6. カンボジア語(クメール語)コーパス

カンボジア語(クメール語)とは

カンボジア語はクメール語とも呼ばれますが、どちらも同じ言語です。カンボジア語の中でにはカンボジア(កម្ពុជា)とクメール(ខ្មែរ)という単語がありますが、前者は「カンボジア王国」と国名を言うときに使うかたい感じ、後者は「カンボジア語」「カンボジア人」「カンボジア料理」をいうのに一般的に使われます。

カンボジア語は、カンボジア王国の国語で、人口約1400万人の9割以上が母語として話している他、タイ東北部、ベトナム南部、ラオスに計約200万人、難民として第三国(アメリカ、フランス、オーストラリア、日本など)に定住した話者が約23万人います。系統的にはオーストロアジア語族のモン・クメール語族に属します。隣国の公用語、ベトナム語も同じモン・クメール語族に含まれています。

ベトナム語がアルファベット表記であり、漢字文化圏であることに対して、カンボジア語は古くからインド文化の影響を受けており、文字も南インドの文字に起源をもつ固有の文字を使っています。古くからの記録が残っており、最古の記録は、カンボジア王国タケオ州で発見されたシャカ暦533年(西暦611年)と記された碑文です。日本人にとっては見慣れない形ですが、カタカナやローマ字と同じ表音文字です。

インド文化の影響から、カンボジア語には、パーリ語、サンスクリット語からの借用語が多く、日常用語は中国語から、数詞や行政用語はタイ語からも借用しています。植民地期(1887年から1953年)にはフランス語が公用語とされていたため、フランス語からの借用語も多くあります。

文字の仕組みは、33個の子音文字の上下左右に21種類の母音記号やその他の記号を付ける、というものです。子音文字には「脚」と呼ばれるもう一つの字体があり、一つの語の中で子音が連続している時にはこれを用います(上記のクメール(ខ្មែរ)という語も実は5文字から成立しており、真ん中の下にある記号が「脚」で、子音を表しています)。古くから使用されていた文字に対し音声が変化したため、二つの文字が同一子音を表す一方(កとគ)、同一記号が二つの母音を表すという複雑な体系をなしています。

母音は9つあり、中国語のような声調や日本語のようなアクセントの区別はありませんが、母音の発声方法が2種類あります。こういった音を聞き分けたり、カンボジア人と同じ発音をしたりすることは難しいのですが、違いに注意しながら発音することが重要です。特に音節頭の無気音と有気音の区別、音節末の子音の区別について違いを意識して発音しないと全く別の意味になりかねません。

カンボジア語の語彙はほとんどが短音節か、接辞(前接辞か接中辞)がつい2音節で、それより長い語は外来語です。接辞による造語法はかつて使われていましたが、現在では新しい語を作ることはありません。(外来語に置き換える際に利用されることはあります。)

文法はとても簡単で、名詞が複数形になったり、動詞が過去形になったりするような単語の形の変化はありません。(中国語、ベトナム語のように孤立語です。)日本語同様言わなくてもわかる主語や目的語については言いません。語順が大切な規則となるので、①主語+述語+目的語(例:私は+食べる+○○を)、②被修飾語+修飾語(例:箱+白い)、③付属語+自立語(例:~で+公園)という3つの語順を必ず守る必要があります。

左から右に横書きし、日本語と同じく分かち書きをしません。カンボジア語から日本語に入ってきた借用語には「キセル」があります。

翻訳に関しては、ファイルの受け渡しの際には、フォントが適したものかどうかを確認する必要があります。コンピューターによってはカンボジア語のフォントがインストールされていないものもあるので、カンボジア語でのドキュメント作成時には注意が必要です。

カンボジア語(クメール語)翻訳

フランシールのカンボジア語(クメール語)サービスのページです。フランシールは、主に国際協力関係の翻訳を中心に活動している会社です。独立行政法人国際協力機構(JICA)をはじめ、日本貿易振興機構(JETRO)、外務省、文部科学省や、国際協力業務に携わる民間のコンサルタント会社や建設会社から、研修資料、レポート、パンフレット等の様々な翻訳を受注しております。
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カンボジア語(クメール語)通訳

フランシールにお問い合わせいただくカンボジア語(クメール語)通訳は多岐にわたります。フランシールが得意とする国際協力分野での海外同行通訳や重要な会議、セレモニーの通訳はもちろんのこと、企業同士のビジネスミーティング、記者会見、インタビューなど、あらゆるニーズにお応えしております。また、高度な通訳技術が必要とされる通訳や、専門性が高く、かつ大勢の研修生に対して行う講義通訳、あるいは海外のゲストが来日する際のケアを兼ねるエスコート通訳など、語学のスキル以外にもプラスアルファが求められる業務のご依頼も増えています。
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カンボジア語(クメール語)字幕・ナレーション

動画の配信や、研修用の資料など、ウェブサイト等に掲載するデジタルコンテンツの制作や発信強化には、デザイン性だけでなく、視聴者を意識した、正確な字幕や聞きやすいネイティブによるナレーションが重要です。フランシールではカンボジア語(クメール語)の字幕・ナレーション等のサービスを行っております。
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カンボジア語(クメール語)人材派遣

長期のプロジェクト用に社内に翻訳・通訳ができる人を配置したい、できれば同じ人に長期間働いてもらいたい、をという場合には人材派遣での通訳や翻訳者派遣を行っています。
長期の建設案件などを海外で行う際に、現場に通訳スタッフを配置したい場合は一カ月から数年間の長期間、アドミスタッフを派遣します。
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カンボジア語(クメール語)コーパス

AI翻訳用のコーパス作成を行います。対訳データがあるもの(図書、文書)をご用意いただき、こちらでご希望の様式(エクセルなど)に対訳データとして出力して納品いたします。また、カンボジア語(クメール語)の音声が必要な場合にもお問い合わせください。
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