モーリタニアといえば、「タコ」。日本にも多く輸出されていて、近所のスーパーでもよく見かけますよね。
さて、このタコ、どうやって日本まで運ばれてくるのでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピローグ船によってタコは獲られた後、加工工場へと運ばれます。ここでタコの重量による等級がつけられます。8段階の等級です。これは重さによるもので、品質は別な話です。
日本では、かなり小ぶりなタコが出回っていますが、タコってかなり大きいものです。
第一段階は3.2 kg以上のものが第一段階になり、一番下の第八段階は、500gから600gのものになります。500g以下のものは、法律で捕獲禁止です。日本向けは、第八段階から第六段階の小ぶりなタコが人気を博しています。
タコは、まず足の本数を数えられ、本数が、2,3欠けているものは、品質の等級が落ちますが、足が正常ならば、ほとんどのタコは重量のみの等級に分かれます。重量を量り、重量別に8個のトレイに載せられます。
1個のトレイは、大体、16kgぐらいでいっぱいになります。
選別とトレイわけが終わると、いよいよ急速冷凍機の中へと入ります。ここでマイナス40度で4時間、冷凍されます。
急速冷凍でカチンカチンに凍ったタコは、箱詰めされます。
箱詰めの後は、保管室へ運ばれます。ここはマイナス20度の部屋です。
ここにてすぐにでも出荷する場合もありますし、あるいは最長1年8か月間、ここで出荷を待つこともあります。(ヨーロッパ向けは、最長3年近くここで眠っていることもあるようです。
やはり日本向けは、冷凍でも、長期の場合には、鮮度に関係するのか、一番短い期間の保存となっています)。
ここの港、ヌアディブから冷凍コンテナの船に載せられ、はるばる日本へと向かいます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国境を超えるあなたを応援します。株式会社フランシール
コメントを残す