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非常事態宣言と緊急事態宣言

2020年4月30日

先日、私が通訳にアンケートを送ろうとしたらロシア人スタッフに「非常事態宣言ではなく今出ているのは緊急事態宣言ですよ。」と注意されました。ずっと私は非常事態宣言だと思い込んでいたので驚きました。
しかしニュースを見ていると海外の「非常事態宣言」を伝えているニュースもあり、混乱します。何が違うんでしょうか。

日本の官庁系ホームページや法務省の日本法令外国語訳データベースによると、緊急事態宣言は「the declaration of a state of emergency」です。日本語では非常事態宣言ではなく緊急事態宣言が正しい用語のようです。他の国の用語も見てみました。

●フランスではEtat d’urgence sanitaire (公衆衛生上の非常事態)
●アメリカではNational Emergency(国家非常事態)
●イギリスではState of emergency(緊急事態宣言)

Emergency をマスコミによっては非常事態や緊急事態と訳しているようです。日本の宣言についてはどのニュースも緊急事態宣言と共通していますが、海外のニュースを訳すときには非常事態と緊急事態が混在しているのかなと思いました。
いずれにせよ、私の使い方が間違っておりました。外国人スタッフ、頼りになります。

株式会社フランシール 代表取締役 鍋田尚江

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