ソーシャルファーム勉強会で事例発表をしました
フランシールは2024年1月にソーシャルファームの認証をいただき、今年で3年目に入りました。
2026年2月18日に行われたソーシャルファーム勉強会では、認証までの経緯や、実際に進める中で直面した困難(そして最近起きている“うれしい誤算”)について、事例としてお話しさせていただきました。
当日お話しした主な内容は、次のとおりです。
発表内容(抜粋)
ソーシャルファームの誤算①:「ソーシャルファームは不可能だという結論になりました。」
(社内に創設したソーシャルファーム委員会の第一回会議の結論)
ソーシャルファームの誤算②:誰でも受け入れる気持ちは捨てる――「ステップ・ゼロ」の発見
「障害のある人はすべて受け入れるけれど、他の社員(私)の気持ちはどうでもいいんでしょうか?」(受け入れ社員の言葉)
ソーシャルファームの誤算③:営利企業であることを意識する
「ソーシャルファームなら利益は諦めて、営利企業なら福祉を諦めるべきではないですか?」
(社内の混乱と減少した売上を心配した社員の言葉)
取り組みの中で分かってきたこと
• 社員の「善意」に頼らない組織設計が必要
• 民間企業として持続可能な組織にするには、時には冷静な線引きが必要
• 一般的に「福祉=儲けは二の次」という意識がある。ソーシャルファームを民間企業として成長させるには、逆に普通以上に営利企業としての高い目標意識とビジョンが必要
このほか、就業困難者として入社したスタッフが紆余曲折を経て、今では営業部門で活躍している――そんな“うれしい誤算”も共有させていただきました。
多国籍で、さまざまな背景をもつメンバーが働く今のフランシールオフィスでは、言わなければ誰も分からないくらい、みな自然に一緒に働いています。
フランシールのソーシャルファームの取り組みをもう少し詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
(見学のご相談も受け付けたいと思います。)
当日の様子
フランシールのソーシャルファーム沿革
• 2022年6月:ソーシャルファーム説明会に参加
• 2022年11月:生活支援センターに相談、若者サポートセンターを訪問
• 2022年12月:社会就労センター プロデュース道から実習生受入れ
• 2023年1月:ソーシャルファーム予備認証申請(2023年2月~7月)
• 2023年4月:社会就労センター プロデュース道紹介のスタッフ採用
• 2023年5月:NPO法人育て上げネット紹介のスタッフ採用
• 2023年6月:あだち若者サポートステーション紹介のスタッフ採用
• 2023年7月:予備認証期間の延長申請(2024年2月まで)
• 2023年8月:社会就労センター プロデュース道紹介のスタッフ採用
• 2023年10月:ソーシャルファーム申請
• 2024年1月:ソーシャルファーム認証決定
• 2024年5月:特別支援学校より卒業生紹介
• 2025年2月:ちょうふ若者サポートステーションよりスタッフ採用
• 2025年2月:就労支援施設WellsTech株式会社よりスタッフ採用
公益財団法人 東京しごと財団「ソーシャルファーム支援センター」でも、認証事業者の事例紹介が掲載されています。あわせてご覧ください。
認証事業者一覧:https://www.social-firm.metro.tokyo.lg.jp/social-firm/companies/certification?listpage=5
フランシール事例紹介:https://www.social-firm.metro.tokyo.lg.jp/social-firm/cases/30054
*「ソーシャルファーム」とは、自律的な経済活動を行いながら、就労に困難を抱える方が、必要なサポートを受け、他の従業員と共に働いている社会的企業のことです。

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