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ベトナム語とは
ベトナム語はベトナム社会主義共和国で人口の約90%を占めるキン族(ベトナム族)と50以上の少数民族共通の言語でしたが、2013年のベトナム国の憲法改正により国家言語と位置付けられました。方言は大きく北部ハノイ方言、中部フエ方言、南部サイゴン方言があり、それらの方言の間には文法的な違いはほとんどありませんが、発音と語彙に大きな差があります。系統的には、カンボジアのクメール語同様、インドシナ半島からマレー半島、インド中部にかけて点在するオーストロアジア語族に属しています。ベトナム語の母語話者は約7000万人以上おり、オーストロアジア語族(約1億1700万人)の中で最も大きいシェアを占めています。
ベトナムが10世紀に独立するまでの約千年間にわたって中国の直接支配下にあったため、ベトナム語は中国語の影響を大きく受けていました。日本語同様、語彙の中に膨大な数(約7割)の漢語(漢越語:Từ Hán-Việt)が含まれており、ベトナム(Việt Nam)という国名も「越南」という漢字のベトナム語読みです。20世紀初めまでは漢字が公式の文字として一部の知識階級の間で使われていましたが、現在の文字はチュー・クオックグー( chữ quốc ngữ )というラテン文字表記です。タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマーはそれぞれインド系の固有の文字を持っている中で、ベトナム語だけがラテン文字表記を使っています。この文字は17世紀にヨーロッパから来た宣教師たちが作ったもので、チュー( chữ )は「letter」、クオックグー(quốc ngữ)は「national language」、つまり「国語を表記する文字」という意味です。
また、中国語同様、ベトナム語には語形変化がありません。文は無変化の単語が並んでいるだけで、語と語の位置関係が重要です(孤立語)。また、中国語のように、すべての音節に声調があり、北部で6種、中部、南部で5種の型の区別があります。
ベトナム語はコンテキストへの依存度が高く、あえて言う必要のないことばは省略します。主語や目的語などもコンテキストしだいで表現しません。相手との関係によって自分や相手の呼び方も変わります。人を指す言葉で広く使われてるのが親族名称で、他人との関係も親族関係になぞらえます。例えば相手が目上の男性なら「叔父」を表すBácかChúで呼びかけ、自分のことはCháu(孫)と呼んだりします。また、現在、過去、未来などの時を規則的に表現する方法がありません。必要に応じて言葉が文に加えられます。
日本語にはベトナム語由来の借用語はあまり見られませんが、双方が中国由来の漢語を多く取り入れているため、「注意」がchú ý (チューイー)だったり、「衣服」がy phục (イーフック)だったりと、ベトナム語と似ている語が多くあります。
ベトナムが10世紀に独立するまでの約千年間にわたって中国の直接支配下にあったため、ベトナム語は中国語の影響を大きく受けていました。日本語同様、語彙の中に膨大な数(約7割)の漢語(漢越語:Từ Hán-Việt)が含まれており、ベトナム(Việt Nam)という国名も「越南」という漢字のベトナム語読みです。20世紀初めまでは漢字が公式の文字として一部の知識階級の間で使われていましたが、現在の文字はチュー・クオックグー( chữ quốc ngữ )というラテン文字表記です。タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマーはそれぞれインド系の固有の文字を持っている中で、ベトナム語だけがラテン文字表記を使っています。この文字は17世紀にヨーロッパから来た宣教師たちが作ったもので、チュー( chữ )は「letter」、クオックグー(quốc ngữ)は「national language」、つまり「国語を表記する文字」という意味です。
また、中国語同様、ベトナム語には語形変化がありません。文は無変化の単語が並んでいるだけで、語と語の位置関係が重要です(孤立語)。また、中国語のように、すべての音節に声調があり、北部で6種、中部、南部で5種の型の区別があります。
ベトナム語はコンテキストへの依存度が高く、あえて言う必要のないことばは省略します。主語や目的語などもコンテキストしだいで表現しません。相手との関係によって自分や相手の呼び方も変わります。人を指す言葉で広く使われてるのが親族名称で、他人との関係も親族関係になぞらえます。例えば相手が目上の男性なら「叔父」を表すBácかChúで呼びかけ、自分のことはCháu(孫)と呼んだりします。また、現在、過去、未来などの時を規則的に表現する方法がありません。必要に応じて言葉が文に加えられます。
日本語にはベトナム語由来の借用語はあまり見られませんが、双方が中国由来の漢語を多く取り入れているため、「注意」がchú ý (チューイー)だったり、「衣服」がy phục (イーフック)だったりと、ベトナム語と似ている語が多くあります。
ベトナム語翻訳
フランシールのベトナム語サービスのページです。フランシールは、主に国際協力関係の翻訳を中心に活動している会社です。独立行政法人国際協力機構(JICA)をはじめ、日本貿易振興機構(JETRO)、外務省、文部科学省や、国際協力業務に携わる民間のコンサルタント会社や建設会社から、研修資料、レポート、パンフレット等の様々な翻訳を受注しております。
ベトナム語通訳
フランシールにお問い合わせいただくベトナム語通訳は多岐にわたります。フランシールが得意とする国際協力分野での海外同行通訳や重要な会議、セレモニーの通訳はもちろんのこと、企業同士のビジネスミーティング、記者会見、インタビューなど、あらゆるニーズにお応えしております。
ベトナム語字幕・ナレーション
動画の配信や、研修用の資料など、ウェブサイト等に掲載するデジタルコンテンツの制作や発信強化には、デザイン性だけでなく、視聴者を意識した、正確な字幕や聞きやすいネイティブによるナレーションが重要です。フランシールではベトナム語の字幕・ナレーション等のサービスを行っております。
ベトナム語人材派遣
長期のプロジェクト用に社内に翻訳・通訳ができる人を配置したい、できれば同じ人に長期間働いてもらいたい、をという場合には人材派遣での通訳や翻訳者派遣を行っています。
長期の建設案件などを海外で行う際に、現場に通訳スタッフを配置したい場合は一カ月から数年間の長期間、アドミスタッフを派遣します。
長期の建設案件などを海外で行う際に、現場に通訳スタッフを配置したい場合は一カ月から数年間の長期間、アドミスタッフを派遣します。
ベトナム語コーパス
AI翻訳用のコーパス作成を行います。対訳データがあるもの(図書、文書)をご用意いただき、こちらでご希望の様式(エクセルなど)に対訳データとして出力して納品いたします。また、ベトナム語の音声が必要な場合にもお問い合わせください。