T.P.さんインタビュー
プロフィール
2015年ハノイ国民経済大学卒業。来日後日本語語学学校で2年間日本語を学習(日本語能力試験JLPT N1取得)。日本で小売企業に就職後、結婚、出産、復職。コンビニエンスストアの店長として
売上・発注業務、アルバイトのシフト管理など店舗運営に携わる。2024年10月フランシール入社。主にアジア言語の翻訳・通訳の
コーディネーションを担当。
日頃の業務内容を教えてください。
お客様と通訳者・翻訳者をつなぐ、コーディネータとして日々業務に取り組んでいます。主な担当業務は、メールでの対応をはじめ、翻訳・通訳案件のコーディネーション全般です。お問い合わせからお見積りの作成、受発注、翻訳チェック、納品、そして請求までの一連の業務をサポートしています。
入社したきっかけ・理由を教えてください。
前職では小売業に従事しており、立ち仕事が中心の忙しい日々を送っていました。子育てと両立する中で体力的な限界を感じるようになり、自分の得意な語学力を活かせる仕事を探し始めました。ベトナム出身ということで技能実習生関連のお仕事や日本語学校の運営スタッフなどのお仕事は見つかりましたが、小さい子供もいるため条件にあう仕事を見つけるのは簡単ではありませんでした。そんな時、フランシールの求人をFacebookで見かけ、これまでの経験とは異なる分野への挑戦を決意しました。
ベトナムでも日本語を勉強していたんですか?
私はベトナム国立経済大学の金融学科で学びました。この大学はベトナムでも珍しく、授業のほとんどが英語で行われており、私も英語で金融を学びました。大学では日本語を学ぶ機会はありませんでしたが、当時、日本への留学が流行していて、友人の勧めもあり、私も挑戦してみることにしました。留学が決まる前の半年間、そして渡航準備の期間中も日本語の勉強を続け、日本では2年間、日本語学校で学びました。卒業時には日本語能力試験N1に合格し、その後は仕事を通じて実践的な日本語力を磨いてきました。今では日本での生活がすっかり日常になりましたが、ふと「もし日本に来ていなかったら、どんな人生だっただろう」と振り返ることもあります。
ある1日(起床~就寝)のスケジュールを教えて下さい。
7:30 起床、幼稚園への送迎は主人が担当。
8:00 家を出発
9:30 出社、メールチェック、1日の業務リストを確認
12:30 お昼休憩
17:00 退社(短時間勤務)
18:00 幼稚園お迎え、食事の準備、子供のお風呂
22:00 子供と一緒に就寝
子育てについて教えてください。やはり育児と仕事の両立は難しいですか?
今子供は4歳で、幼稚園では年少です。前の職場は7時半から16時半までのフルタイムでした。朝6時過ぎに家を出なければなりませんでしたが、それに比べると今は体力的に少し楽です。在宅も週に2回可能となっているので、通勤の負担が減っていることも助かります。フルタイムに比べると収入は減りますが、体力的に楽になりました。ただ、自分の時間が少ないことには変わりありません。趣味は特にありませんが、毎日仕事がなかなか終わらず、帰っても子供の面倒や家事があって大変です。自分の時間はもっと欲しいですね。
ベトナム語について少し教えてください。
ベトナム語はアルファベットを基盤とした言語ですが、中国語の漢字文化の影響も受けており、日本語と意味が近い語彙も少なくありません。また、文法面では、主語の後に動詞が続くなど、少し英語に似ています。 一方で、日本語はとてもあいまいな表現が多い言語だと思います。そんな日本語を的確に外国語に訳すのは難しいと思うのですが、ベテランの翻訳者さんたちが見事に訳し上げているのを見ると、その表現力と技術に驚きます。 日本語とベトナム語で似ているところとしては、人の呼び方が色々あるというところでしょうか。ただ、ベトナムでは年齢の上下だけでなく、親戚関係も重要になるのでもっと複雑かもしれません。例えば同じ年のいとこでも、その人が自分のお母さんのお姉さん(日本でいう叔母)の子供の場合はお姉さん、お兄さんをつけて呼ばなければならないなど、年齢だけではなくその関係性がとても重要になってくるのです。
フランシールで働いていて印象に残っているエピソードがあれば教えて下さい。
印象深いのは、やはり失敗したエピソードです。通常翻訳を依頼するとき、翻訳者さんに発注書をお送りするのですが、それを忘れてしまったことがありました。何度か翻訳者さんとは連絡をとっていたのですが、納期になっても納品がなく、確認の連絡をすると、「発注書がなかったからまだ開始しなくて良いのかと思っていた」と言われました。その後クライアントに謝罪して納期の延長をお願いすることになってしまいましたが、作業するときは常に一つ一つの手順を確認しないといけないと改めて思いました。それ以降はとても気を付けるようにしています。
フランシールでの楽しかった思い出はありますか?
新年会で、通訳者さんや翻訳者さんたちと直接会えたことです。実際にこういう人たちと日々連絡をとりあっているんだと感動しました。普段はメールでのやり取りが多いのでで、実際にお会いして色々お話できたことはとても貴重な経験になりました。人に会うことは好きなので会社のイベントは楽しみです。また、先日は会社で社員が食事を作るイベントがあり、私はベトナム料理を披露しました。ネムを作ったのですが、当日ネギ3種類を含むいろんな具材を入れて作りました。作るとなると必死になるので、手伝ってくれた同僚からは「鬼シェフ」と呼ばれてしまいました。 仕事上では、やはり大きな案件を受注したとき、お客様から良いフィードバックをもらえた時にやりがいを感じます。
フランシールでの今後の目標を教えてください。
得意言語の取引先を増やすことです。英語の資格も取りたいです。
フランシールへ応募や入社を検討している人へメッセージをお願いします。
私は前の職場でメールのやり取りなどをしたことがなかったので、入社したてのとき、メールの書き方、電話の仕方に苦労しました。今はAIも使いながら問題なく対応できています。フランシールは小さな翻訳会社ですが、取引先は大企業が多いです。最初は心配かもしれませんが、先輩たちは相談しやすいので、きっと大丈夫!アットホームな雰囲気ですので是非いらしてください。



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