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<お役立ち情報> 逐次通訳と同時通訳、どちらがいいの?

2021年4月13日

「逐次通訳と同時通訳、どちらがいいの?」というお問い合わせをよくいただきます。また逐次通訳だけど機材が必要、とか、同時通訳だけど一人で数時間の対応をお願いしたい、などのお問い合わせもいただきます。通訳会社がもっと詳しく説明しておくべきだろうと思うのですが、その違いは実際に体験しないとなかなかわからないかもしれません。

逐次通訳と同時通訳の違いは一般には、話者が話終わってから通訳が交代して話すのが逐次通訳、話者が話している間に通訳も話すのが同時通訳と言われています。ウイスパリングはどうかという相談も時々受けます。対象がお一人、あるいは二人程度で、後ろに座って小声で通訳する場合は、逐次通訳が対応することも可能ですが、通訳する相手が複数名に渡っていたり、話し手が大勢に対して話したりする際には、もう小声では音声が届きません。ガイドさんが音の大きいところで大勢に説明をするために使うパナガイドなどの機材は、ここで活躍します。ただ、結局同時に音声を伝えることになるため、同時通訳として扱われることがほとんどです。また同時通訳の場合は原則として15分交代で通訳が入れ替わります。一語一語に集中して言語を置き換えていく作業には集中力が必要となり、休憩を挟まなければ継続して同じ精度を保つことがほぼ不可能だからです。(日本語のニュースを一語一句真似して話してみるような感覚かもしれません。)
ただ、少人数での商談や現場での調査、交渉時などには同時通訳は不向きです。さらにパナガイドや他のブースなどの機材を使用しないと、発言者の音声と通訳の音声が重なってしまい、会議の内容に集中できないことになってしまいます。一言一言に集中して発言したい、あるいは通訳が話している間に次の手を考える、など、じっくり話し合う時には逐次通訳をお勧めします。(逐次通訳を依頼したのに、通訳さんが同時通訳をしてしまい、狭い会議室の中で煩わしい思いをした、ということを聞いたこともあります。)

同時通訳は参加者が大勢の講演会や、複数の人がスピーディーに話す大規模の会議、時間の限られた研修などの場合はお勧めです。問題は、通訳が複数名必要になり、機材の使用も必要になるため、費用がかかるということがあります(最近はZOOMなどの遠隔会議を機材を大幅に減らして行う方法もあります)。どちらの通訳がいいか、下のような簡単なシミュレーションの表を作ってみました。同じ同時通訳といってもいろんな形態があるので、かなり簡素化していますが参考までに。

(鍋)

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