本日より、社員のリレー投稿が始まります。
記念すべき第一回目は、弊社代表の鍋田が担当します。
どうぞお楽しみに!
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アイドル通訳ってなんだろう、と思う人が多いと思いますが、これは制服を着た通訳や歌う通訳などではなく、私が以前働いていた会社で当時の社長が言っていた言葉です。私が23歳で翻訳/通訳会社に入ったときの話。
私は大学時代に1年間奨学金をもらってフランスに留学し、帰国後親の希望でもあった教師の道を外れてワインの輸入会社に勤務。そして半年ぐらいで退社。当時通っていたアテネフランセで見つけたボロボロの翻訳会社の求人広告を見て電話をすると出た女性に言われたのが「本当に応募するんですか?たくさん怒られますよ」。そして実際、勤務し始めたら「その保育園生のようなフランス語、どうにかして」と言われることになりました。
そして1年後、私はフランス語通訳としてアフリカのトーゴに行くことになります。これが私のアイドル通訳の始まりです。特にかわいくもなく、芸があるわけでもない私がなぜアイドル通訳なのかをこれから説明していこうと思います。
鍋田 尚江
1972年生まれ。横浜国立大学教育学部美術科卒業。
(3年次に文部省奨学生としてフランスに留学)。
ワイン商社勤務後、翻訳会社へ。
プラント建設案件のアルジェリア人プロジェクトマネージャーの秘書、JICA案件のフランス語通訳(トーゴ、中央アフリカ、ジブチ、モロッコ、セネガル、マダガスカル、カーボベルデ)に従事。
法政大学大学院(夜間)にて開発経済学修士。
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