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<めざせ語学マスター> 来日外国人の激減について

2021年6月15日

日本語教育能力試験の中には、訪日外客数を問う問題も出てきます。昨年の試験Iの問題15では、2018年に訪日外客数が何人を超えたかを選ぶ問題が出ました。答えは2018年に初めて3000万人を超えたというもの。確かに2019年までは外国人観光客がどこにいってもたくさん見かけられました。

日本政府観光局(JNTO)のホームページには国別、地域別、月別の訪日外客数が出ています。

2020 2019 2018 2017
総数 4,115,828 31,882,049 31,191,856 28,691,073
前年比 -87.1 +2.2 +8.7 +19.3

インバウンド需要がたくさんあり、日本の観光地には日本人より外国人のほうが多いように思えるくらいでした。私たち(翻訳・通訳会社も)も2019年まではガイド通訳や海外への出張する通訳の調整でとても忙しかったです。そう、コロナの影響が出るまでは・・・。

弊社のスローガンは「国境を超えるあなたを応援します」。しかし2020年は国境を誰も超えなくなったときどうするかという新しい問題にぶつかりました。海外出張がなくなり、来日する研修生や観光客がいなくなり、弊社の翻訳を必要としてくださるお客様が海外の調査に行けなくなることで翻訳の需要まで減り・・・。

2021年は4月の途中までの統計で来日外客数は 77,100人、対2019年比98%減と出ています。年末には改善していることを心から祈ります。
ちなみに上と同じ時期、日本に最もよく来ている国籍ベスト5は以下の通りでした。やはり中国系の方の来日が一番多いんですね。(それにしても中国と台湾と香港を分けることに問題はないんでしょうか・・・)

2020 2019 2018 2017
1位 中国 
(1,069,256)
中国
(9,594,394)
 中国
(8,380,034)
中国
(7,355,818)
2位 台湾
(694,476)
韓国
(5,584,597)
韓国
(7,538,952)
韓国
(7,140,438)
3位 韓国
(487,939)
台湾
(4,890,602)
台湾
(4,757,258)
台湾
(4,564,053)
4位 香港
(346,020)
香港
(2,290,792)
香港
(2,207,804)
香港
(2,231,568)
5位 タイ
(219,830)
米国
(1,723,861)
米国
(1,526,407)
米国
(1,374,964)

タイからの来日者数はずっと6位でしたが去年アメリカからの来日者数が減って5位に浮上したようです。

同じ問題(問題15 問2)に、2018年から2019年の東アジアからの訪日外客数の変化を問う問題もありました。中国、台湾、香港、米国からは増えていますが韓国からの渡航が25.9%減っています。日韓関係の冷え込みのせいだそうです。

そうか、2019年に韓国から来る人は減ってたんだー(コロナによる全ての来日数の激減に比べたら少しですが)と新鮮に驚く私。韓国と日本の関係が冷え込んだ翌年の2020年、私はNetflixの「愛の不時着」を全部見ました。妹が「お姉ちゃん、過去いろんな俳優がいたけれど、これほどパーフェクトな俳優はいないよ!」と大宣伝してくれたおかげです。確かに、そのあと私の韓国(と北朝鮮)の見方がかなり変わった気がします。北朝鮮の軍事パレードを見るだけでもちょっとドキドキするようになりました。

日本政府観光局(JNTO) の統計によると韓国へ行く日本人の数は(2017年) 2,311,447人 (+0.6%)、(2018年) 2,948,527人 (+27.6%)、 (2019年)3,271,706人 (+11.0%)と、同時期に増えています。

これにはドラマの影響もあるんだろうなと思うのでした。ソフトパワーの力は馬鹿にできません。

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