目は心の鏡
「目はその人の心を映し出す鏡のようなもの。だから、目を見ればその人の心のさまが読み取れるのである。」
今回の記事では、世界の多くの国で知られている古代ラテン語のことわざ「Vultus est index animi」についてお話ししたいと思います。この表現は、紀元前 100 年に古代ローマのマルクス トゥリウス キケロによって最初に使われたと言われています。シェイクスピア(イギリス)やトルストイ(ロシア)など、有名な作家の作品でも使用されてきました。
英語では«The eyes are the window of the soul»,
フランス語では «Les yeux sont le miroir de l’âme»,
ロシア語では «Глаза — зеркало души»,
ドイツ語では «Das Auge ist der Seele Spiegel»,
そして日本語では«目は心の鏡»と呼ばれています.
このことわざは何を表現しているのでしょうか?
プラトンでさえ、自分の作品「ティマイオス」の中で、目が私たちの内なる世界を反映する珍しい機能を果たしていると書いています:
「事実、特に純粋な火が私たちの中にあり、日の光に似ているということです。その火は私たちの目から均一で濃い流れで流れ出します。」
確かに、目の表情によって、人の気分や内面の状態、会話への関心、真実を語っているかどうかを判断することができます。多くの心理学者は、アイコンタクトを使って人を催眠状態にし、魂の隠れた隅に到達します。人が真実を言っているのか、嘘をついているのか、何かを隠しているのかを目で分かる方法で説明する科学もあります。
目は、私たちだけでなく周りの人にも情報を伝える素晴らしい感覚器官です。そのため目は、性格、気質、経験、感情、思考、夢など、魂がこの世に生まれてから歩んできた道全体を反映する鏡だと例えられるのでしょう。
あなたは周りの人々の目を見て心を読み取れますか?
(Svetlana TERKINA)
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