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★モーリタニア日記 vol.11

2015年7月2日

Hôtel Cansadoからの風景 

今日は金曜日。休日です。

といっても普通の官公庁や会社は、今は、土日の休日になっています。

宿舎から車を飛ばして30分。

CANSADOというヌアディブの岬の突端にあるホテルへ行き、昼食をしました。

ここへ来るとなぜか落ち着きます。

 

昔、1997年のころ、初めて来たホテルで、

それ以来、ヌアディブの仕事があると、かならずこのホテルを利用しました。

当時のホテル名はOASIAN.

いままでに180日以上このホテルに宿泊したことになります。

 

ヌアディブは言うまでも無く、寒流と暖流がぶつかる所。

ぶつかることによって、海底の栄養塩が表層へ湧昇し、

太陽光線にあたって植物プランクトンを豊富に発生させます。

 

植物プランクトンは動物プランクトンを発生させ、

それが小魚を発生させ、中型魚、そして大型魚という食物連鎖の発生をうながします。

 

当然、ここは世界的な大漁場です。

日本のタコはほとんどここ産です。

 

ここの海水は、透明ではありません。

「水住んで魚住まず。」

昔の人はいいことを言いました。

 

植物プランクとや動物プランクトンの豊富な海は、

それなりに濁っています。

昔は海の豊饒さを調べるのに、わざわざ綱に板を結びつけて海の中へおとしました。

 

板が海の中のどのあたりで見えなくなるかを調査したわけです。

それによって海の魚が沢山いるかいないかの基礎データとしました。

かなり原始的な調査ですが、本質的なものがありました。

 

現代は、水産資源を調査するのは、科学的な調査になりましたが、

たとえば、海域を碁盤の目のように区切り、

その目の中で、トロールにより魚を獲ります。

獲った魚を魚種別に分け、大きさや目方に分類し、解剖なども行います。

それを数年にわたって行い、水産資源がどのくらいなのかを推量します。

かなりな精度で資源量が分かる時代になっています。

 

タコの世界的な産地ですが、

タコ資源の乱獲によって、資源の枯渇を招かないよう、

日本はこの国の水産当局に提言し、

この国も日本の意見を受け入れて、

2回、約2か月間の禁漁期を設けています。

 

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