フランス語通訳の橋爪さんよりマダガスカルについてさらに写真と記事が届きました。私がマダガスカルに行ったときはハネムーンの日本人もチラホラいましたが、確かに美しい国ですね。(鍋)
それにつけても僕のマダガスカルの滞在は、やはりいい日が続きました。
首都アンタナナリボ(タナ)のジャカランダをよく思い出します。
マダガスカル南端のフォールドーファンからタナへ出張があるたび、毎年10月から11月はこの花の下を散歩しました。
上はマダガスカルの位置図です。
首都アンタナナリボ(タナとも言います)は海抜1200mの高さにある都市です。
上は首都の中のアノジー湖の位置です。
それほど大きな湖ではなく、縦横500m×500mほどの池といった方がいいでしょう。
写真の右手、木の陰に少々隠れていますが、これが湖の中央にある小さな島の中の「黒い天使像」(Ange noir)です。
1927年にフランス人によって建てられたものです。
1914-1918第一次世界大戦で亡くなられたマダガスカル出身兵士を記念して建てられたものです。
(第一次大戦には、アフリカ諸国から宗主国フランスのために、 多くの現地の人たちが応召され、戦い、亡くなりました。)
王妃の別荘
今この像が立っている場所は、19世紀までは、マダガスカルを支配するメリナ王朝の王妃が別荘を建てていました。
1896年 フランス軍はアンタナナリボへ入り、この王妃の宮殿に向かって大砲を討ち、メリナ王国は降伏、崩壊しました。
フランスの支配はこの1896年から始まります。ノルウエイの宣教師団が撮ったという珍しい写真なので、
fr.wipedia から掲載しておきます。 1880年ごろというとまだメリナ王国が存続していた時代です。
上の2枚は、僕がタナ出張のおり、いつも宿泊していたホテルの坂道にあるジャカランダです。
ホテルは「ホテル シャンガイ(上海)」と云います。
橋爪 雅彦
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