今回は、MEMOQでエクセルファイルを翻訳する時、すべてのシートや列を翻訳するのではなく、一部だけを翻訳する方法を説明したいと思います。
まずは、対象のMEMOQのプロジェクトを開きます。
そして、メニューの「インポート」ボタンの下にある矢印を押して、「オプションを設定してインポート」を選びます。
「文書のインポートオプション」という画面が出てきます。その中、「フィルタと構成を変更」を押します。
「文書のインポート設定」の画面に変わります。こちらからエクセルの中の範囲を特定して、その範囲だけをインポートする、またはインポートしない、ということを設定できます。
簡単にインポートしたい範囲の選び方は「Excelで範囲を選択」です。このボタンを押せば、対象のファイルが開かれて、インポートオプションの画面も出てきます。
こちらでは、必要な範囲を選択し、「範囲を追加」を押します。そうすれば、その範囲は特定されます。
「完了」を押すと、特定した範囲は設定の画面にも表示されます。
また、「範囲を追加」というボタンで手動によって必要な範囲を設定できます。
そして、範囲特定済でしたら、「OK」ボタンを押して、インポートを続けます。
インポートしたエクセルファイルをMEMOQで開いてみたら、特定しなかった範囲はView Paneに表示されていても、翻訳作業はできないという状況を確かめられます。
これで、エクセルの一部のインポート方法は以上です。
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