翻訳メモリとフランシール

2020年8月21日

先日の定例会でMemoQの方に講義してもらいましたが、今回はその翻訳メモリ(または翻訳支援ツール、CAT)について。翻訳メモリは以前はTRADOSが主流でしたが、最近ではMemsourceやMemoQなど新しいソフトも出てきています。翻訳メモリと機械翻訳は良く混同されますが、実は違うもので、翻訳メモリは自動的に訳してくれるわけではなく、まずは類似の対訳データをインプットする必要があります。

例えば
■私はりんごは好きだけど、オレンジは嫌いです。
(I like apples but I don’t like oranges.)
という対訳データがあります。
次に、
■私はりんごは好きだけど、なしは嫌いです。
という文章が出てきた場合、違うところは「オレンジ」と「なし」だけ。
翻訳メモリは「メモリにある文章と90%同じです」と教えてくれる、そんな感じが翻訳メモリです。
「I like apples but I don’t like (X) oranges.(90%)のように
違うところにマークがでてきて、「ここだけ変えたらその翻訳ができるますよ。」と教えてくれます。

そして、I like apples but I don’t like pears. とインプットしておけば、これがまた対訳メモリとしてデータ化され、次に「私はりんごは好きだけど、なしは嫌いです。」という文章がえてきたら「100%一致しています。翻訳する必要ありません。」と教えてくれるのです。

「あれ、似たような文章、さっきなかったっけー?」という記憶力が少ない人はこの機能がないと「I like apples, but I dislike pears.」など、意味的にはあってるけれど、違う文章を作ってしまうかもしれない、それを避けるためのソフトです。特にマニュアルなどで「右ボタンを押す」と書いたのに次のページでは「右ボタンを押してください。」と書いたりすると全体の統一感がとれないので大変重宝します。

これに対して、機械翻訳は予め決まった対訳データがあるわけではなく、
「私は」「I」
「りんごが好きです。」「like apples」
と置き換えていくものです。間違えませんが、出来上がった翻訳もどこか不自然でした。

しかし2016年、それまで機械翻訳らしく、不自然な翻訳をしていたGOOGLEがニューラル翻訳を開始しました。世界中の対訳集をかき集めて、AIに読み込ませ、文章を前からだけでなく、後ろからも分析して類似のコーパスを見つけてくる翻訳方法に代わりました(そうやってぐねぐね分析して翻訳するのでニューラル(神経)翻訳と呼ばれています)。出来上がる文章もかなり自然になりました。社内のアメリカ人コーディネータが「うわ!全然違う!」とびっくりしていたのを覚えています。(我々の仕事は終わったのか、とみんな青くもなりました。)

その後上記の翻訳メモリにもそういったAI翻訳機能を搭載することが可能になりました。つまり、対訳コーパスが用意されていなかったら翻訳できなかった翻訳メモリも、今ではゼロからの翻訳でもAI(機械)翻訳が訳文を提案をしてくれる、ということです。

私が学生のころは翻訳家といえば着物で机に向かって万年筆をもって苦悩する、文学者風情のイメージがありました。しかしその後翻訳会社に入り、商業翻訳が「1文字10円」などの内職のような仕事であることに驚き、その厳しさを痛感しました。
そして今、AI翻訳や様々なソフト連携の説明書からみる翻訳フローは、工学部のテキストのようです。商業翻訳はとうとう翻訳工学になりつつあります。

ただ、フランシールが取り扱う翻訳は、翻訳メモリの機能も単語レベルでしか使えない(調査報告書など案件特有の)翻訳や役所から発出される紙ベースの翻訳などのオートクチュール的なものがまだまだ多く、会社もいまだ翻訳工房的な雰囲気です。でも周囲を見渡すと翻訳は翻訳工場で大量生産されつつあり、今日の翻訳はまるでファストファッション。今後は圧倒されないよう奮闘しつつ、いかにAIと協働していくか考える必要があるのかなと思っています。

個人的には早くドラえもんのような優しいAIロボットが現れて、「ねえこの汚いスキャンデータをきれいなワードに訳して」とか「お客の書いてる日本語の意味がわからないから聞いてきて」とか「この名前、なんて読むのか確認お願い!」など、あらゆる要望に応対してくれないかなと思っています。・・・いや、待てよ。よく考えたらその逆で、私たちがAIにそれらの細かい仕事を頼まれる可能性のほうが高いかもしれません。将来私たちはロボットにお茶出しとかしているかもしれませんね!(鍋)

今日のワード
■翻訳支援ツール
英語: computer-assisted translation (CAT) tools
フランス語 : outil d’aide à la traduction
スペイン語 : herramientas de TAC
ロシア語 :Средства автоматизированного перевода
中国語:计算机辅助翻译 または 电脑辅助翻译

■翻訳メモリ(TM)
英語:translation memory (TM)
フランス語 : mémoire de traduction
スペイン語 : memoria de traducción (MT)
ロシア語 :Память переводов
中国語:翻译记忆(库)

■ニューラル機械翻訳
英語: neural machine translation
フランス語 : traduction automatique neuronale
スペイン語 : traducción automática neuronal (NMT)
ロシア語 :Нейронный машинный перевод
中国語:神经机器翻译

■翻訳API(Application Programming Interface)
(最近増えてきた、WEBサイトやアプリを丸ごと翻訳してくれるサービス。
対訳データを預け、AI翻訳を自分好みに大量に作ってくれるサービスです。月額いくら、といった形で契約すると決まったワード数まで翻訳してくれるものが多いようです。)
英語:
translation API (application programming interface)
フランス語 :
API (interface de programmation d’application, 又は interface de programmation applicative)
スペイン語 :
API (Interfaz de Programación de Aplicaciones) de traducción
ロシア語 :
API (программный интерфейс) для машинного перевода
中国語:翻译应用程序接口

(旅ブログ)ドイツ提携先翻訳会社の社長さんより

2020年8月18日

本日はドイツの提携先翻訳会社の社長さん(Aさん)より現地の素敵(不思議?)な写真と様子が届きました。これがドイツ?北海のイメージががらりと変わります  。ひとときのバカンスの雰囲気を是非お愉しみください。(鍋)


毎年、夏には日本に一時帰国して、ときどきフランールさんにもご挨拶に押しかけたりしていました。しかし、今年はコロナ騒ぎで、久しぶりに夏休みを国内(ドイツ)で過ごしました。残暑お見舞いをかねて、レポートします。

北海に浮かぶボルクム島に家族で旅行しました。東フリースラント諸島最大の島ですが、丸一日あれば自転車で島を一周できます。


ボルクム島のメインビーチ

ドイツの海辺に並ぶのはビーチパラソルならぬシュトラントコルプ(直訳するとビーチバスケット)。カゴにすっぽり包まれるようにして座り、強い日差しから守られながら海辺でゆっくり過ごすのがドイツ流。カゴは荷物を置いて施錠できるので、マイ「海の家」にもなります。

海水浴もさることながら、個人的に今回の旅行のハイライトだったのは、あざらし。遠浅のときは、砂州の対岸に寝そべるあざらしを双眼鏡で眺めることができます。望遠カメラで撮った画像を以下にお裾分けします。

のんびりとお昼寝している(ように見える)あざらしの姿はいつまで見ても見飽きず、癒やされます。ときどき、思い出したように背伸びしたり、ハイハイしながら海に飛び込んだりする姿が、また愛らしい。

海があって、お日様が照っていて、仲間に囲まれて・・、なんて平和な世界なのだろう。私たちがコロナ騒ぎであたふたしている間も、彼らはずっとこうやって悠然と寝そべってきたに違いない。人間の悩みなんてちっぽけに思えてきます。

休暇に入ってすぐの時期であったためか、島は予想していたほど混み合っていませんでした。しかし、国内で休暇を過ごそうというのはドイツ全体の流れで、南ドイツを中心とする国内の行楽地はどこも混雑しているそうです。

観光客が押しかけたアルプスの街々は大喜びと思いきや、7月下旬には住民の反対デモまで起きています。あまりの渋滞、騒音、ポイ捨てのゴミに辟易してのことだとか。確かに、バイエルン地方の湖畔でビールを飲み捨てて帰るような心なき観光客は、今までは少なかったように思います。いつもならスペインのマヨルカ島あたりでパーティーに興じていた輩たちが国内に流れたからではないでしょうか。

州によっては新学期を迎えた今(ドイツでは州によって夏休み期間が異なります)、休暇先での感染による第二波の到来に戦々恐々としています。私の住む州でも学校の再開から一週間足らずで感染者が出て、早くも閉鎖を迫られる学校も出ています。

コロナとの闘いにはまだまだ終わりが見えません。しかし、煮詰まったときは、あの島に今も流れている「あざらし時間」のことを思い出そう ―― そう思って仕事場にはあざらしの卓上カレンダーを置いています。

テレワーク中の会議②

2020年8月17日

8月13日、フランシールの月例会です。再び数名で近くの明日館へ向かうと、会議室には大きなモニターが置かれていました。前回の会議の帰りに「大きなモニターが欲しい」と事務所に伝えて帰ったせいでしょうか、まさに希望するサイズの機材が持ち込まれていました。(レンタル料3000円)

今回は後半に翻訳メモリソフト、MEMOQの三浦さんがクラウド版ソフトについてオンラインで講義してくださることになっていました。以前の小さいモニターでは、みんながモニターの前に集まることになりまさに「密」状態になるため、各自がPCを持ち込んでの会議をすることとしていました。でも、大きなモニターがあればもう十分です。

そうなると、もう小さいPCはいらないのですが、開きたい人は明日館の机からでも参加してもいいことにしました。

ZOOMに参加者が次々集まってきて、さあ会議、と思ったら「キーン!」とハレーション。今度は同じ部屋にあるPC同士が反応してしまったようです。「マイクオフにして!」と再び騒然。そしてオフにしたあとも通信が止まる事態に。どうやら明日館のフリーWIFIにみんなで接続してしまったせいで通信が弱くなってしまったようです。前回はモバイルWIFIを持ち込んでいましたがフリーWIFIで足りたので、今回は持ち込まなかったら、この状態に。PCの数を考えていませんでした。毎回いろいろ思い知らされます。

(*会議通訳などの派遣時には機材屋さんに機材とエンジニア派遣を依頼するのでこういったハプニングは起こりません。あくまで自社内でコストをかけずにオンライン会議を行うための試行です。)(鍋)

 

大きいモニターで快適なオンライン講義。

司会者の顔もみんなにばっちり。

オンライン会議をしよう!0814

今年5月の緊急事態宣言時にわかりやすいZOOMオンライン会議の仕方をまとめました。

これからやろうかな、という方のお役にたてると幸いです。

フランスの今年の言葉”CONFINEMENT”について

2020年8月14日

今年はフランスやイタリアをはじめ、コロナ禍で外出禁止令が施行された欧州諸国で1957年にノーベル文学賞を受賞したフランス人小説家アルベール・カミュの代表作「ペスト」に対する関心が高まりました。1947年に出版されたこの物語りの舞台は1940年のフランス領アルジェリアのオランという、黒死病に襲われ封鎖された港町です。そういった過酷な状況における人間が経験する不安や恐怖は、新型コロナウイルスによって日常生活の激変に見舞われる現在の人たちの心にも響くところがあったんでしょう。

さて、本題に入りましょう。フランスに毎年「言葉祭り」が開催され、その時に「今年の言葉」が選ばれます。2020年度の「今年の言葉」は、もちろん、「confinement 」です。元々は「閉じ込め」や「隔離」の意味で囚人の状態を表すためによく使われていた単語で、現代は特に原子力事故や化学災害の際の対応措置を指します。ただし、不思議なことに、「ペスト」には、「confinement」や動詞「confiner」は一切出てきません。その代わりに見受けるのは「quarantaine」という言葉です。数字の「40」をフランス語で「quarante」と言うため、フランス語学習者にとっては少し馴染みのある単語かもしれません。「検疫」の意味の「quarantaine」は中世イタリアからきて、当時は感染症が流行している船舶の乗員は40日間上陸できずに船内での待機を余儀なくされていたことが語源になります。病気によって検疫期間が変わるものの、単語は17世紀から変わっていません。

最後に、この度のコロナ禍では14日間の隔離が必要とされていることから、「quarantaine」に倣って「quatorzaine」という単語も使用されるようになっています。感染症関連の文脈で「14日間の検疫」という意味になります。(ノブル)

ペストとコロナ

2020年8月11日

アルジェリア大使館にフランス語翻訳の認証を依頼しにいくと、まだ用意に時間がかかるとのことだったので恵比寿近辺で時間をつぶすことにしました。とはいえこのコロナ禍。入店前の消毒とマスク着用、ビニールシートで覆われた化粧品に気がめいり、喫茶店でセクレタリーからの電話を待つことにしました。

待っている間に読んだのはカミュのペスト。そして舞台はくしくもアルジェリアのオラン。ネズミの大量死が町中で発見されたあと、少しずつ原因不明の患者と死者が増加。週単位で数えていた死亡者数が1日単位でカウントされるようになり、楽観的だった人たちがどんどん打ちしおれ、町の観光は破滅していく・・・。季節は夏。昼間、太陽の光線が町中に降り注ぐ様子などはさながら今のコロナ禍の東京を書いたようです。

先日フランス語で「Confinement(都市封鎖)」をテレビで聞いて「ロックダウンって言わないんだ!初めて聞いた!」と思いましたが、この単語、カミュのペストには見当たりません。あれ?Confinementは??
小説にでていたらきっと調べていただろうに・・。
(こちらについての説明はフランス人スタッフ、ノブルさんが記事を書いているので終わり次第ブログに載せます。ご期待ください。)

セクレタリーから電話がかかってくると「どう?恵比寿のコーヒーはおいしかった?」と急ぐ私にのんびりした優しい声。思えば私がフランス語を勉強し始めたきっかけはアルジェリア人からもらったフランス語のポエムでした。切っても切れない縁を感じます。(鍋)

今日の用語 (コロナ報道でよく使われる用語)

■重症患者
英語: patient(s) in critical condition
フランス語 : patient(s) grave(s)
スペイン語 : paciente(s) grave(s)
ロシア語 :Тяжелобольной пациент
中国語:重症患者

■無症状患者
英語: patient(s) with an asymptomatic condition
フランス語 : patient(s) asymptomatique(s)
スペイン語 : paciente(s) asintomático(s)
ロシア語 :Бессимптомный пациент / бессимптомный носитель
中国語:无症状患者

■濃厚接触者
英語: person in close contact (with someone who has COVID-19 )
フランス語 : personne(s) en contact étroit (avec des personnes infectées par la COVID-19)
スペイン語 : persona(s) en contacto cercano (con alguien que tiene la COVID-19)
ロシア語 :Лицо, находившееся в тесном контакте с заражённым
中国語:密切接触者

■経路不明者
英語: person infected via an unknown route of transmission
フランス語 : personne(s) infectée(s) dont la voie de transmission est inconnue
スペイン語 : persona(s) infectada(s) cuya(s) vía(s) de transmisión es/son desconocida(s)
ロシア語 :Лицо, заражённое через неизвестный путь передачи инфекции

中国語:感染途径不明者

■入院患者
英語: hospitalized patient(s)
フランス語 : patient(s) hospitalisé(s)
スペイン語 : paciente(s) hospitalizado(s)
ロシア語 :Стационарный пациент
中国語:住院患者

■新規陽性者
英語: new positive cases
フランス語 : nouveau(x) cas positifs
スペイン語 : nuevo(s) caso(s) positivo(s)
ロシア語 :Новые заражённые (с подтверждённым коронавирусом)
中国語:新增阳性者

■集団感染
英語: cluster /outbreak
(*outbreakは週単位などの同時期に同じ場所で発生する感染症のことで、cluster はより制限された場所や区画で発生する感染症をさします。日本ではクラスターといえば新型コロナウイルスなどに関連付けられて考えられがちですが、英語のcluster は単なる「集団や塊」という意味もあります。)
フランス語 : infection(s) de masse
スペイン語 : infección masiva
ロシア語 :Вспышка инфекции в эпидемическом очаге
中国語:聚集性传染または集体感染

今となっては老眼のせいですっかり字が小さく感じる文庫本。昔も今もわからない単語が多いです。

(旅ブログ)碓氷峠とアプト式鉄道

2020年8月11日

群馬在住のフランス語通訳さんからお近くの碓氷峠案内とその素敵な写真が届きました。
私はアプト式の鉄道は聞いたことがありませんでした。
たまには国内の名所に立ち寄って昔の技術に思いをはせるのもいいですね。(鍋)


僕の家から車を飛ばして30分、
閑静な碓氷峠の中の橋です。

かつてはここを鉄道が走っていました。
アブト(アプト)式という鉄道です。

① 碓氷第三橋梁 (めがね橋)

国指定の重要文化財です。
4連のアーチをもつ橋で、レンガ造りです。
レンガはこの橋だけでも200万個を使用しています。

明治24年(1891)に工事着工され、明治26年(1893)完成しました。

日本の土木工事史上、最大の工事犠牲者が出たと云われています。
およそ500人以上の方々が工事で命を落としました。

群馬県の横川駅と輕井沢を結ぶ路線で、
横川と軽井沢の高低差500m以上ありました。

当然、普通の蒸気機関車では上ることができません。
そこで当時スイスで使用されていたアプト式線路を導入しています。

僅か11.2KMの行程を26のトンネルと18の橋梁で結んでいます。
その三番目の橋がこのめがね橋(通称)です。

② 現在、橋梁上の線路は廃され、遊歩道になっています。

③ 正面のトンネル内

④ かつてはここを汽車が走っていました。


(この写真は、「碓氷峠鉄道文化むら 資料館展示」からの複写です。)

⑤ アプト式と蒸気機関車


(この写真は、「碓氷峠鉄道文化むら 資料館展示」からの複写です。)
鉄のレールの真ん中にあるのが、アプト式の線路です。
列車内に仕掛けられた鉄輪が、このギザギザの鉄路に引っかかり、
ゆっくりと上り下りしました。
峻厳な山道を上り下りするのに好都合な線路です。

⑥ 500人の慰霊を祭る慰霊塔

蚕糸王国、長野県の繭(まゆ)と生糸を横浜へ送る、
明治の時代、輸出の最高峰は、繭と生糸でした。
全輸出高の40%近くを占めていました。

この大事な「糸が変じて黄金となる」ものを、
横浜から輸出して外貨を稼ぐ。
この目的のために、500人の犠牲を出しながらも、
国家プロジェクトとして完成した路線です。
貴重な外貨なくして、日本の近代化はあり得ませんでした。
犠牲者の方々に脱帽です。

予防接種

2020年8月4日

私には3人の子供がいますが、赤ちゃんのときから悩まされたのが予防接種の種類の多さとそれぞれの接種時期でした。生まれて数か月後からBCG, DPT, ポリオ、 麻疹、風疹、日本脳炎、水ぼうそう、2種混合(ジフテリアと破傷風)などがあり、おまけに毎年流行が心配になるインフルエンザや、周囲で流行したら心配になるおたふくの予防接種も・・・。しかも日本脳炎や4種混合などは1回の接種では終わらず、1回、2回、3回、さらに追加接種も。最近は新型コロナのワクチンを待ちの望む毎日ですし、ワクチンの大切さを心から感じてはいるのですが、やはり親にとっては悩みの種でもある気がします。

保健所から送られてくる予診票にはそれぞれ何歳から何歳までの間に接種しなくてはいけないという接種時期が記されており、その間に接種すれば無料ですがそれを過ぎると有料になります。先週手元にある3人の日本脳炎の予診票(数枚)を見ているとそのうちの1枚に「平成32年8月6日まで」とあり、「・・・・!」。これは令和2年のことでは!と、あわててクリニックに電話して3人の予約を取りました。そのうち長女のものは期限切れ。接種料金(6500円)を支払うことに(泣)。

数年前も手元に郵送されてきた予診票(複数枚)を見ていると混乱し、保健所にいって「どれが本当に必要ですか?」と質問したり、クリニックに子供3人と余っている予診票を全部持って行って「注射できるものを全部お願いします。」とお願いしたりするという荒い対応をしてしまいましたが、今回の接種で、とりあえず3人の予診票はやっと残数ゼロに(1枚追加分が期限切れでしたがもう大丈夫とのこと)。「もう注射はないよね。」と喜ぶ娘に、「いや、きっと1年以内にコロナワクチンを接種することになると思うよ。」と希望を込めて言うのでした。(鍋)

今日の用語(ワクチンの名前)

■BCG(結核)ワクチン:BCGは20世紀初頭にワクチンを開発した2人のフランス人(カルメットとゲラン)の菌(Bacillus)からきているそうです。(Bacillus Calmette–Guérin)
英語: BCG vaccine
フランス語 : le vaccin BCG
スペイン語 : la vacuna BCG
ロシア語 Вакцина БЦЖ (против туберкулёза)
中国語:卡介苗

■B型肝炎ワクチン
英語:Hepatitis B vaccine
フランス語 : le vaccin contre l’hépatite B
スペイン語 : la vacuna contra la hepatitis B
ロシア語 Вакцина против гепатита B
中国語:乙型肝炎疫苗(略称:乙肝疫苗)

■Hibワクチン
英語: Haemophilus influenzae type B (Hib) vaccine
フランス語 : le vaccin Hib
スペイン語 : la vacuna contra el Haemophilus influenzae tipo b (hib)
ロシア語 Вакцина против гемофильной инфекции типа b (Hib)
中国語:b 型流感嗜血杆菌疫苗

■ポリオワクチン
(経口生ポリオワクチン(OPV)と不活化ポリオワクチン(IPV))
英語: Polio(poliomyelitis) vaccine
(Oral polio vaccine:OPV, Inactivated polio vaccine:IPV)
フランス語 : le vaccin contre la polio(myélite)
( Vaccin antipoliomyélitique oral:VPO, Vaccin antipoliomyélitique inactivé:VPI )
スペイン語 : la vacuna contra la poliomielitis(vacuna antipoliomielític)
(Vacuna oral contra la poliomielitis : OPV), Vacuna inactivada contra la poliomielitis : IPV)
ロシア語 Вакцина от полиомиелита
(Оральная полиомиелитная вакцина (ОПВ), инактивированная полиомиелитная вакцина (ИПВ))
中国語:脊髓灰质炎疫苗(略称:脊灰疫苗)
(口服脊髓灰质炎减毒活疫苗(略称:口服脊灰减毒活疫苗)、脊髓灰质炎灭活疫苗(略称:脊灰灭活疫苗))

■水ぼうそうワクチン
英語: Varicella (chickenpox) vaccine
フランス語 : le vaccin contre la varicelle
スペイン語 : la vacuna contra la varicela
ロシア語 Вакцина против ветряной оспы
中国語:水痘疫苗

■DPT(ジフテリア(D)、百日せき(P)、破傷風(T))ワクチン(三種混合)
(これに不活性化ポリオワクチン(IPV)が加わった四種混合ワクチン(DPT-IPV)も2012年11月から導入されています)
英語: DPT (diphtheria, pertussis (whooping cough), and tetanus) vaccine
フランス語 : le vaccin DTC(diphtérie-tétanos-coqueluche )
スペイン語 : la vacuna contra la difteria, el tétanos o la tos ferina(la vacuna Tdap)
ロシア語 Вакцина АКДС (адсорбированная коклюшно-дифтерийно-столбнячная вакцина)
中国語:百日咳-白喉-破伤风疫苗(略称:百白破疫苗)(*原文(DPT)と順番が違いますが、この順番の方が多く使われているようです。)

■麻疹・風疹ワクチン
英語: MR (measles and rubella) vaccine
フランス語 : le vaccin contre la rougeole
スペイン語 : la vacuna contra la rubéola
ロシア語 Вакцина MR (от кори и краснухи)
中国語:麻疹-风疹疫苗

母子手帳の予防接種ページ

テレワーク中の会議

2020年7月31日

緊急事態宣言が出た前後からフランシールでもテレワークを開始しました。東京都のテレワーク助成金も申請し、1人1台のノートパソコンが社員に支給されました。VPN接続もできて自宅の仕事も快適です。

フランシールでは月に一度の定例会議を近所にある明日館(重要文化財)の会議室をお借りして行っています。3月、4月はオンライン形式(ZOOM)で行わざるを得ませんでしたが、ここ数回は明日館の会議室へ3分の1、事務所に3分の1、自宅3分の1の割合でスタッフが参加して行っています。

はじめは会議室にプロジェクターを持ち込んで会議を行いました、しかし、プロジェクターのマイクとパソコンのマイクがハレーションを起こして中断(ホワン、ホワンという強烈な音が響きます)。なんとか直りましたが部屋を暗くする必要があり、せっかくつけた会議室の定点カメラにはほの暗い人影しか写りませんでした。

次の会議ではモニターを持ち込んで臨みました。会議室は明るくできるし自宅や事務所のスタッフもクリアに見えるので快適です。持ち込んだモニターが古いパソコンのモニターだったので小さすぎる、という難点を除いては。

やはり会議をいきいきとさせるなら会議室の人が話すときに大きく映るようカメラを切り替えがあったほうがいいように思います。そうすると誰かがカメラマンになるか自動で話者を感知するカメラが必要になります。あとはコストの問題。

オンライン会議はオンラインだけで行う場合は簡単ですが現実の会議と織り交ぜて行うときは工夫が必要だなと感じています。というわけでなるべくコストをかけずにもっと快適な会議ができるよう現在も試行錯誤中です。(鍋)

今日の用語
■テレワーク
英語: Telework
フランス語: Télétravail
スペイン語: Teletrabajo
ロシア語: Дистанционная (удалённая) работа

■VPN(Virtual Private Network)接続
英語:VPN connection
フランス語:Connexion VPN
スペイン語: Conexión VPN
ロシア語 VPN-соединение

*文章を作るポイント*
「テレワーク」はあまり動詞としては使われていないようです。(例文:私は昨日テレワークしました。)
英語: 英語で基本的に動詞の「telework」は使いません。「私は昨日テレワークしました。」の場合、「I worked remotely yesterday」か「I worked from home yesterday」になります。
フランス語: J’étais en télétravail hier.
スペイン語: Teletrabajé ayer.
ロシア語: Работа из дома; дистанционная работа; удалённая работа.
*При образовании глагола – «работать из дома»; «работать дистанционно», «работать удалённо». Например, «я вчера работал из дома»; «я вчера работал дистанционно», «я вчера работал удалённо».

ちょっと画面が小さすぎるかな。

 

オーライと往来

2020年7月29日

フランシールは一軒家で、隣と前には駐車場があります。
「オー!オー!」
と駐車場に入るトラックを誘導する声が窓から聞こえてきます。
「日本人はオーオーって言いますね。私の国では「OK, OK, STOP, STOP」です。
と、カナダ人のMさん。すると日本人Oさん。
「いえいえ、日本人も本当はオーライ、オーライって言ってるんですよ」。
真面目なMさんは早速インターネットで調べます。
「本当だー!「往来」って言ってるんだー。」
Oさんはすかさず修正。
「いえいえ、All right, All right の日本語なまりです!」

それにしても日本のトラックの中には「バックします。バックします」とまで言ってくれるものがあります。そんなトラック、他の国にもあるんでしょうか。また、「バックする」という表現自体も考えてみれば不思議です。でも「後ろに進みます。」「後退します。」もどうかなと思ってしまいます。やっぱりベストな日本語だったんでしょうか。
さてこのバックという言葉、気づけばあちこちで使われています。実は和製英語なものもあるので注意が必要です。

今日の言葉

■(車の)バックミラー
英語 Rearview mirror
フランス語 Rétroviseur
スペイン語 Retrovisor, espejo retrovisor
ロシア語 Зеркало заднего вида

■(車の)バックライト
英語 Tail lights
フランス語 Feux arrières
スペイン語 Focos traseros, luces traseras
ロシア語 Задние фонари

おまけ
■車の「バックします、バックします」と言ってくれる機能 ある? ない?あったらなんていう?
★カナダ:「話す」車が見たことがないです。ピーピーという音は出ます。
★オーストラリア:音だけ出ます。
★フランス :バックする車の音は「bip bip」。でもしゃべる車はみたことがないです。
★スペイン :バックするは「Dar marcha atrás」。でも音声機械は付いてないです。
★ロシア: “Осторожно, моя машина едет назад” (ご注意ください。私の車はバックします)と言う車もあります。
★スウェーデン:「ピーッピーッ」など警告音のバックブザーは使われていますが、音声機能つきの車は見たことないです。

 

フロントについているけれどバックミラー?

PCR検査と抗原検査と抗体検査

2020年7月27日

連日増える新型コロナウイルスの感染者数に驚きますが、PCR検査数も増えてきました。新宿区では新型コロナウイルス感染者への見舞金(10万円)も支払われるそうです。お見舞金をもらえるというのは検査を受ける動機になるかもしれませんが、いざ陽性になったときこのお見舞金をありがたく感じるか、あるいはそれどころではない恐怖心に襲われるか実際に陽性になってみないとわからない気がします。

ところでコロナウイルスの感染を調べる検査には抗原検査や抗体検査もあります。(報道されているのはほとんどがPCR検査で、東京都が毎日発表している陽性の患者数は2,3日前にPCR検査された結果のようです。)

抗原検査はPCR検査よりも早く30分くらいで結果がでるそうですが、精度が低いようで、陰性になっても症状がある場合はやはりPCR検査をしないとわからないようです。抗体検査は過去に新型コロナにかかっていたかどうかがわかる検査のようです(PCR検査や抗原検査は今感染しているかどうかを調べる検査)。抗体と抗原は名前が似てますが英語でもAntiがついています。元は英語からの翻訳でしょうか。(鍋)

今日の用語

■PCR検査
英語 PCR test
フランス語 Test PCR
スペイン語 Prueba PCR
ロシア語 ПЦР-тест

■抗原検査
英語 Antigen test
フランス語 Test antigénique/Test antigène
スペイン語 Prueba de antígenos
ロシア語 Тест на антигены

■抗体検査
英語 Antibody test
フランス語 Test sérologique
スペイン語 Prueba de anticuerpos
ロシア語 Тест на антитела

 

フランシールでは、新型コロナウイルスワクチン接種証明書の翻訳も行っております。詳しくはこちら<お知らせ>ワクチン接種記録の法定翻訳についてをご覧ください。

エピセンター

2020年7月22日

再びコロナの話題です。
先日ニュースを見ていたら東京のエピセンター化という問題が国会で取り上げられていました。エピ・・え?脱毛とかのエピ?と思ってしまったのは私だけでしょうか。
フランス語でépi は「穂、毛」です。(épilation は脱毛ですが、最近日本ではエピという脱毛器もあるようで私にはこのイメージが強かったせいかもしれません)
改めて辞書で見るとこの「epi-」はもとはギリシャ語で「上、外、終わり、付帯」を表すそうです。エピセンターとは中央地のこと。国会で話した教授は「東京型」「埼玉型」などのウイルスの型が発生しているかもしれないことを警告したものでした。

ちなみにエピセンターという言葉、一般的には地震の震源地だそうです(震源地という意味でも一般的には使われているようですが細かい言い方をすると震源はhypocenterでその真上がepicenter だそうです)。

■今日の表現 「東京の(感染症の)エピセンター化」
英語 Tokyo: the epicenter of the coronavirus outbreak in Japan.
フランス語 Tokyo : l’épicentre de la propagation du coronavirus au Japon
スペイン語 Tokio: el epicentro del coronavirus en Japón..
ロシア語 Токио становится эпицентром пандемии

フランシール代表 鍋田

ロックダウンと自粛

2020年7月17日

毎日コロナのニュースをドキドキしてみています。機能の東京は過去最多の286人!いよいよ日本もヨーロッパやアメリカのようになっていくんでしょうか。重症患者が少ないことは気休めになりますが、やはり高まる緊張感を感じます。再び外出自粛にならなければいいのですが。
さてこの自粛、海外の人には不思議に映るようです。Lockdown(都市封鎖)をして罰金を課すなどして人々の自由を奪う西洋に比べてSelf-restraint(自粛)は甘いと見えるんでしょう。
ただ、今年の3月、4月に感じた自粛ムードというのは「家にいたほうがいいよ」という軽いものではなかった気がします。弊社のフランス人も公園でマスクを取ると近くの女性に注意されたと言っていましたが、自粛警察は正直本当の警察より怖い気がします。
ちなみにフランスではロックダウンを「Confinement」と言います。てっきり英語をフランス語のように使って「ロックダウン」と言っているのかと思った私は驚きました。さすがフランス人。英語を安易には使わないんだなと思いました。

今日のワード

■都市封鎖
英語 Lockdown
フランス語 Confinement
スペイン語 Confinamiento
ロシア語 Закрытие города

■外出自粛
英語 Self-isolate (Self-quarantine)
フランス語 Confinement volontaire
スペイン語 Aislamiento voluntario
ロシア語 Добровольная самоизоляция

フランシール代表 鍋田

Remote interpreting: a chance for the internalization of SMEs

2020年6月11日

New normality is not here yet. For the last couple months, we all have started taking measures in urge to adapt to this never-ending shifting reality. Citizens follow guidelines from the experts, while companies from different industries face different challenges. Having all the options on the table, every single factor must be scrutinized in order to implement the right measures to continue being an active actor in the market.

The translation and interpretation industry which my company belongs to, has not been impacted as badly as the hospitality or the fashion industry. Although April was a rather sluggish month for most, right now translation is still alive and well. Since most freelance translators have been working remotely since the birth of the internet, not much has changed in this regard. Fields such as audiovisual and literature translation especially are in times of plenty, with streaming content or videogames being almost the only option of entertainment available.

On the other hand, it is not an overstatement to say that interpretation or oral translation is in a lean period. Interpreters are qualified professionals with not only a great understanding and fluency of the two or more languages that they work with, but also with an array of skills to pass a message and make communication between two or more parties possible, being a key tool in the global stage we are at. Although the practice of delivering the message after the intervention of the speaker for the participants to follow the discussion, which is known as consecutive interpretation, is more common and requires virtually no equipment, for high-level meetings, seminars with many participants where there is not enough time to exchange between the speakers and interpreters, simultaneous interpreting is necessary. When providing this service, the interpreter finds herself/himself listening actively to the speaker to understand the meaning in order to convey it to the listeners on the spot. Similar to professional athletes, surgeons or chemists, the highest-level interpreters might be seen by some as extraordinary people with superpowers.

However, we are in an age where even the more capable people’s job is in shambles. Here in Japan, we are seeing with our own eyes how many expats are being sent back to their home countries. All the hard work developing skills and know-how is suddenly not a guarantee for having a stable life. It seems like this situation will not get better anytime soon and at these trying times, it seems like there is not any hope left. Or is it really?

Not as expected, this viral crisis might actually bring some great business opportunities both for companies with presence in the international landscape and professionals involved. Remote teleconference platforms, such as Zoom or Interprefy, as well as a large number of apps that are available to the public now, provide a premium service that enables one or several designated persons to do simultaneous interpretation. A simple feature enables the participants in the videoconference to select a channel to listen to the interpreter in the language they understand, muting the speaker that is intervening in one language to select the interpreter’s channel. Despise the sometimes-imperfect quality of the sound and some basic technical difficulties that may arise, mainly due to the internet connection, this is indeed an experience not so different to a professional setting at an international meeting, conference or seminar, where sound-proof booths, microphones, headphones a PA system are required.

We do believe that with the new 5g network that is being implemented, new tech will be developed, bringing new business opportunities and ways of carrying out such. We can see great positive outcomes for companies whose activity crosses borders and for professionals involved in this field. With shorter notice, companies will be able to connect with a professional interpreter that, having a similar high-quality service for a significant lower price. Moreover, this will help small and medium-sized enterprises to have more chances to negotiate and build up a relationship with foreign companies and vendors. Likewise, interpreters can benefit from this new way of providing services by managing their schedules better and having a better work-life balance.

The role of a translation and interpretation agency remains the same: providing clients with the resources and solutions needed according to their needs whenever they need with the guarantee of having a great outcome, however agencies must continue to find out how to help and assist their clients in the most efficient and way in this new era we are entering.

Jorge Rubio
Franchir Co., Ltd.

月夜野にて

2020年6月8日

===
利根川の上流の風景です。
正面のはるか140km先が東京です。
都民の飲料水は、この水です。

ここでは、水は青く、そのまま飲めそうな感じです。

縄文遺跡が岸辺にあります。
きっとこの利根川の水で生計を立てていたのでしょう。
そして利根川の魚を獲って。
===

弊社登録の通訳者さんが、とても美しい写真を送ってくれたので
皆様にも共有させていただきます。
この風景を見て、なぜか私はとても勇気づけられました。
今週もがんばりましょう!

株式会社フランシール ブログ担当:上畑

目白の憩いの場所

2020年5月19日

こんにちは。社内スタッフのNです。
弊社のオフィスは目白の住宅街にある一軒家です。
現在はコロナ感染拡大防止のため来社していただくことは難しいですが、普段は法定翻訳のお申し込みに来社されるお客様もいらっしゃいます。
目白にいらした際に、お時間があればおすすめしたい立ち寄り場所は、弊社から徒歩5分程度のところにある目白庭園です。

歩いてすぐ一回りできる小ぶりの庭園ですが、四季折々の木々や草花を楽しめ、静かで落ち着いたひとときを過ごすことができます。

春は毎年カルガモの赤ちゃんが生まれ、日々少しずつ成長していく姿がとても可愛らしいです。

秋には木々が紅葉します。期間限定で夜間ライトアップもあり、綺麗です。

私は仕事のお昼休みに訪れることが多いのですが、ホッとひと息つくことができて良い気分転換になっています。

なお、残念ながら緊急事態宣言期間中は閉園しているようです。また開園される日が早く来ると良いですね。

目白庭園ホームページ
https://mejiro-garden.com

オンライン同時通訳とは?①

2020年5月14日

みなさま、こんにちは。

コロナの問題で、突然の在宅ワーク、オンライン会議など、仕事のやり方が大きく変化した方は多いと思います。
アラフィフ社員である私も、老眼と戦いながら、スマホやパソコンの前で苦戦しております。

最近はクライアントから「オンライン通訳」について問い合わせが入り始めました。
クラウドだのプラットフォームだのと聞いただけで、前は密かに震えが出た私ですが、実はそんなに難しくないことがわかってきました。

オンラインでの会議、と言っても実は大勢で一斉にビデオ通話(私は長らく「テレビ電話」と呼んでいました…)をするだけで、LINEで親戚や友達と顔を見ながら通話をするのと、根本的には変わらず、インターネット回線を使って、映像と音声データを双方向にやりとりするということのようです。

オンライン国際会議も主催者(ホスト)が、最近名前をよく聞くZoomやWebexといった、ビデオ会議を行うためのシステムを準備すれば一度に1000人まで(!)の会議を主催できるとのこと。

このブログでも、これから少しずつ、オンライン会議や通訳について説明をしていこうと思います。

今日も良いお天気ですね!
みなさまにとって充実した一日となりますように。

株式会社フランシール ブログ担当:上畑

観光も大事ですね!

2020年5月1日

皆さん!
英語担当のブラッドです。
このような大変な時期に皆さん十分にお体ご自愛下さい。このウィルスに負けずに頑張りましょう!
私のこの一年間の活動について少し話したいと思います。具体的には、国土交通省の観光庁へ派遣されて色々な面白い仕事をしてきました。
この一年間があっという間に経ちましたが、いろいろ学んできて皆様のおかげで観光業界に対して興味を持つようになりました。

令和元年度は日本の観光業だけでなく、日本全国にとって画期的な一年でした。まずは、昨年の6月に日本での初めてのG20首脳会合が大阪で開催されました。そちらで採択された宣言の中に、観光はこれからの世界経済の成長のための重要な牽引役となり、不平等の対策等にもなると入りましたので、このことは観光庁の中でも話題になり、この会合のため、6月は繁忙期でした。
それからも色々な仕事が続きました。首脳会合の後、様々な所で大臣会合が開催され、観光大臣会合も観光で盛んになっている北海道の倶知安町で開催されました。ついては、この会合のためのレター、招待状、ご案内等の英訳、スピーチ録音等の作業をして、観光の重要さがもっとわかってきました。例えば、会合の前に「観光×テック」をテーマとしたピッチコンテストがあり、地方への太陽光発電の支給やユーザー共有のバリアフリーマップ等、たくさんの有意義な提案が出てきました。また、こうして大臣会合が開かれることで、自然や文化がいっぱいの倶知安町のような世界中に(私も含めて)あまり知られていない地方の観光地がもっと有名になり、経済振興や雇用創出にもつながります。

世界に広がっている新型コロナウィルスが影響していない業界はないかと思いますが、国内も海外の観光も正常に戻るのにはかなり時間がかかると心配しています。本年は東京2020年オリンピック・パラリンピックも開催する予定でしたので、目標であった史上最大の海外観光客数及び支出額に達することができるかと想定されましたが、オリンピックをはじめイベントの中止、旅行禁止や外出自粛の要請に伴い、観光客数の目標を達成するのはおろか、都内でも地方でも観光客による消費が減少し、生活が厳しくなっている住民が増えているでしょう。

これは日本だけではなく世界中で苦労していて、悲しいことに閉鎖している企業も出ていますよね。一つの例としては私の出身のオーストラリアのアデレードでもカンガルー島という地方の場所で今年の初めにひどい山火事が発生し、島の約半分くらいの土地が燃えてしまいました。やっと落ち着いてきてから、地方創生のため、募金活動の上に活発に観光プロモーション活動を再開しましたが、コロナウィルスのせいで観光客は非常に少なくて生活が厳しくなっているでしょう。皆さんが苦労していると思いますが、そのように観光を頼りにしている所も世界中にたくさんあると思いますので、ウィルスが早く終息することを祈っています。

この一年で観光に対する関心が高まり、大事さがもっとわかってきました。
観光庁の皆さんも優しく親切で、困っているときに色々と手伝ってくださったり、ランチ、飲み会に誘っていただいたり、色々な面白いお話を聞かせていただいたりして、本当にお世話になりました。
最後にもバンダナのお土産 もありがとうございます!これからもよろしくお願いいたします。
皆さん、色々大変な中、お体に気を付けてお過ごしください。

IMG_1149

株式会社フランシール 英語コーディネーター ニコラス・ブラッドリー

非常事態宣言と緊急事態宣言

2020年4月30日

先日、私が通訳にアンケートを送ろうとしたらロシア人スタッフに「非常事態宣言ではなく今出ているのは緊急事態宣言ですよ。」と注意されました。ずっと私は非常事態宣言だと思い込んでいたので驚きました。
しかしニュースを見ていると海外の「非常事態宣言」を伝えているニュースもあり、混乱します。何が違うんでしょうか。

日本の官庁系ホームページや法務省の日本法令外国語訳データベースによると、緊急事態宣言は「the declaration of a state of emergency」です。日本語では非常事態宣言ではなく緊急事態宣言が正しい用語のようです。他の国の用語も見てみました。

●フランスではEtat d’urgence sanitaire (公衆衛生上の非常事態)
●アメリカではNational Emergency(国家非常事態)
●イギリスではState of emergency(緊急事態宣言)

Emergency をマスコミによっては非常事態や緊急事態と訳しているようです。日本の宣言についてはどのニュースも緊急事態宣言と共通していますが、海外のニュースを訳すときには非常事態と緊急事態が混在しているのかなと思いました。
いずれにせよ、私の使い方が間違っておりました。外国人スタッフ、頼りになります。

株式会社フランシール 代表取締役 鍋田尚江

★お知らせ★ 医療従事者、福祉関係の皆様へ

2020年4月28日

フランシールでは、今のコロナ禍の最前線で戦っていらっしゃる医療従事者や福祉関係の方に5月末まで無償で言語サービスを提供させていただこうと思います。
日本語が通じないお相手とのやり取りなど、お困りのことがありましたら弊社スタッフができる範囲で対応させていただきます。
(対応可能言語 英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、スエーデン語、中国語、モンゴル語など)
より専門性の高い通訳が必要と判断する場合は別途有償通訳をご案内する場合もございますが、弊社スタッフで対応が可能な限りは無償とさせていただく所存です。
オンライン、電話、メール等、お困りのことがございましたらお電話(03-6908-3671)またはホームページ右上の「無料お見積」ボタンよりご連絡ください。(営業時間:平日9:30~17:30)
社員一同、皆様の連絡をお待ちしております。

株式会社フランシール 代表取締役 鍋田尚江

★お知らせ★ オンライン通訳も対応しています!

2020年4月22日

平素は格別のご愛顧くださり、心より御礼申し上げます。
弊社ではSKYPE やZOOM等のウエブ会議ツール上のオンライン通訳も各言語とも対応可
能です。
料金等については担当コーディネーターに直接お問い合わせいただくか、
右上の「無料お見積はこちら」ボタンより、お問い合わせください。
皆様からのご連絡をお待ちしております。

★なお、現在一部の社員が在宅勤務をしておりますが、目白オフィスは
通常通り営業しておりますので、お急ぎの場合は03-6908-3671までお電話ください。

株式会社フランシール ブログ担当:上畑

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