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<めざせ語学マスター>日本語教育能力検定試験に合格しました!

2021年12月28日

去年も一昨年も、その前も、さらにその前も、クリスマス前に受け取ってきた日本語教育能力検定試験の不合格通知。思えば「そろそろ諦めたら?」という家族の声を耳にしながら、今年もチャレンジしてしまった試験でした。

忘れよう、忘れよう、と思っても郵便受けを見てしまう。先週「なぜこないんだろう。今年は遅れているのか、はたまた子供たちが新聞にまぜて捨ててしまったか・・」と思っていたら昨日、大きな封筒に「合格証書在中」と書かれた茶封筒が入っていました。

合格すると、中身をみなくてもわかるんだ!

・・・ということを結局5年間かけて知ることができました。

しかし日本語教育能力検定試験は、英検やフランス語検定に比べると、試験の時間もほぼ一日と長く、日本語だけでなく言語学も奥深く、言語の試験としては私個人にとっては最も難しかったです。

ただ、翻訳や通訳という言語に携わる仕事を20年以上続けているわりに、言語学という角度から言語を見たことがなかった私には知れば知るほど面白かったのも事実。過去仕事をする上で何度か思ってきた「これは何という現象なんだろう?」「どうしてうまく言葉が出てこないの?」「どうしてあの人は何カ国語もペラペラ話せるの?」など、数々の疑問を解決してくれるような学習体験でした。

現在はAI翻訳なども人気ですが、今回の日本語教育の勉強で、ソシュールやチョムスキーから今のトレンドにつながるまでの歴史も見れたので、仕事上においても私の興味はつきません。

今後もできるだけ日本語教育能力試験の路線をキープしつつ、語学に関するブログを続けていこうと思っています。

最後に、過去何度も不合格になり、今年合格できたことの理由・・があるとしたら下記のようなことかなと思うので書き留めておきます。何度も落ちている私の意見はあまり良いアドバイスではないかもしれませんが、誰かのお役にたてると嬉しいです。

1.ブログを書くことで記憶の精緻化ができたこと。(精緻化についてのブログはこちら⇒「めざせ語学マスター:記憶とは」

2.過去受験した日本語教育能力試験の3年分をやり直して(過去問だけはありすぎるほどあったので・・)、わかりづらいところは大学ノートに写したこと。特に「毎日のんびり日本語教師」の過去問についての説明は、とても勉強になり、スマホで見てはノートに書き写して学ばせていただきました。今年、受験直後にブログを見るとすでに令和3年の試験の解答予測と説明まであったのには驚きました。(ただ、私は自己採点するのが怖くて説明だけ見て驚いておりましたが。)

初めて日本語教育について勉強しようと、アルクの通信教育を受けたのも数年前。その時の資料は現在でも貴重な勉強源です。数回の不合格を経験し、その後ビデオを見る通信講座も受けましたが、やはり、ぼんやり見たり聞いたりしているだけではなかなか覚えられませんでした(歳のせいもありますね。もうアラフィフなので)。今年は重い腰をあげて、昔ながらの、大学ノートに地道に内容を整理したり、書きためていく、大学受験のような方法をとりました。結局はそれが一番着実だったのかもしれないな・・・と今は感じています。

ブログに関しては、日本語教育能力試験を過去あっさりと合格し、現在もいくつもの言語を操るOさんに細かいところまでチェックしていただきました。私が「母国語」と書くと「母語です」と、「単語」と書くと「語です」など、丁寧に教えていただきました。私は翻訳の世界に長くいたのになんて知らないことが多いんだろうと感じ入った1年でした。(Oさんのブログ「モンゴル語とロシア語の違い、 なぜモンゴルではキリル文字を使う?」も面白いので是非一読ください。)他の社員の皆さんにも私がよくおこす誤字脱字のミスを何度も指摘していただきました。みなさんに感謝です。

また来年もめざせ語学マスターのブログは続けます。

皆様にとって2022年が良い年でありますように。(鍋)


<めざせ語学マスター>日本語教育に関する他のブログはこちら

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プルプル、ゴロゴロ、オノマトペ
KJ法とヴィゴツキー
チャンクとは?
日本語教育能力検定試験 今年も受けました
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高コンテクスト文化と低コンテクスト文化
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言語は12歳までに習うべき!? 臨界期仮説について
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日本語教育能力検定試験に落ちました

 

 

 

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